どんぐり倶楽部オンライン通信 【2021年8月・増刊号】

2021/08/17 (Tue) 10:01
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考える力・絶対学力を育てる
=どんぐり倶楽部オンライン通信=
どんぐり教育研究会発行 (カニ先生)
2021/08/17
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九州地方は各地で大雨が続き、福岡でも一気に気温が下がりました。夏の疲れがでてくる時期なので、皆さまもくれぐれも自愛ください。

◆先月公開したばかりの新教材『計算問題の手引き』についてのご案内はこちらです。

◆先日、「ブタがいた教室」(2008年)という映画を観る機会がありました。(アマゾンプライムでレンタルしました)

これは「生きているものを食べるということを、子どもたちに感じてほしい」という6年生の担任になった先生の発案で、「1年間クラスでブタを飼育し、卒業時どうするかクラス全員で話し合いをして決める」というストーリーです。

子どもたちは、ブタにPちゃんと名前をつけ、ブタ小屋をみんなで作り、当番をきめて世話をし本当に楽しそうでした。ブタはどんどん大きくなり、「お、うまそうに育ってきたな」と他の教室の先生に言われると、子どもたちは嫌な顔をしていました。

子どもたちにとって、Pちゃんは特別な存在になっていたのです。

◆この映画の見どころは、「卒業するときにPちゃんをどうするか、クラス全員が話し合いをするシーン」だと思いました。先生は、「正解はありません。自由に思ったことを言ってください」とだけ言い、子どもたちの話し合いを見守ります。

子どもたちは「Pちゃんには長生きしてほしい。学校で引き継いでくれるクラスを探そう」「自分たちの責任で飼育したのだから、自分たちで食べよう」「いや、食べたくない」など、様々な意見を出し合いました。意見がわれたときは、投票をして多数決で決めていきました。

◆最終的には校内放送で「ブタの飼育を引き継いでくれるクラスはありませんか?」とお願いをしたところ、3年生(4月からは4年生になる)クラスが手をあげてくれました。

子どもたちは、「大きくなったPちゃんの世話は、あの子たちでは難しい。ケガでもさせたらどう責任をとるのか」とまた真剣に話し合いをしました。

机上の空論ではなく、実際に自分たちで食事や排せつの世話をし、一緒に遊んだ体験があるからこそ大変さもよく分かって、「まだ身体が小さい下級生に世話ができるのか」想像することができたのだと思います。

私は、このように「様々な観点から検討し」「他者の立場にたって考える」ことができるようになることは素晴らしい成長だと思いました。

他の先生から批判を受けたときに、担任の先生が「言葉だけで命の大切さを教えようとするから、”いただきます”も言わない子どもが増えているのではないでしょうか」と反論するシーンも印象的でした。

学校は「社会性」や「生きるとはどういうことか」を学ぶ場でもあることを改めて考えさせられるような良い映画だと感じました。

子育ての参考になさってください。

◆「夏休み特別企画!抽選で当たる「鬼滅の刃 こどもしょうぎキャンペーン」を実施しています。なかなか手に入らない人気商品です。併せて14周年キャンペーンも、引き続き継続中です。

◆下記の「新教材」を販売中です。

学校で「九九」を機械的に暗記して覚えると、翌年には「さっぱり忘れている」という親御さんからのお話をよく頂きます。是非二つの教材をご利用いただき、無理無駄のない「計算の練習」にお役立てください。

『九九れんしゅう帳』・『かけ算・わり算練習帳』・『三角視算表』セット(2年生から)

『いじわるスズメの計算練習帳』(4年生から6年生、中学受験生)

「わからん帳の作り方」ですが、低学年のお子さんは「わからん帳」用のクロッキー帳に間違えた問題のみを貼りつけます。その際、「ドリルが2冊あれば、簡単にできるのに…」というお声をいただいておりましたので、この度「2冊セット特価」版の販売を開始しました。ドリルの2冊目は半額にさせていただきました。

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【今日のもくじ】
◇〔1〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その124)
◇〔2〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~6年生)を販売中です。

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◇〔1〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その124)
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ある親御さんから、メールで次のようなご質問をいただきました。
「どんぐりの取り組みを続けたお子さんは、どんな大学に進学しているのでしょうか?」

■実はこのようなご質問をいただくことは、決して珍しくありません。多くの親御さんの気になるところだと思います。

大学進学に関しては、当会の把握している限り、東大に進まれたお子さんもいらっしゃいます。

■花まる学習会の高濱先生が推薦されている「成功する子はやりたいことを見つけている~子どもの探求力の育て方」(青春出版社・中曽根陽子)という本の中に登場する米山維斗(よねやまゆいと)君です。

米山君は小学生のとき、神奈川県のどんぐり教室でどんぐり問題に取り組んでいました。
小学生の頃から探求的な学習を進め、元素に興味をもち深く学んだ結果、化学結合ゲーム「ケミストリークエスト」(幻冬舎)の考案者として全国的に注目を集めました。

彼はその後、中高一貫校から一浪して東京大学に進学しています。科学者にはならず、土木工学や交通計画を研究したいと思っているそうです。(実は小さい時から、鉄道好きでもあったようです)

■当会は、「東大に行く子を育てる」ことが、教育や子育てのすべてであるとは思っておりません。

今東大生は「テレビタレント」としても引っ張りだこで、有名人になるケースもあります。先の読めない時代だからこそ、「わが子を東大に入れたい」と思う親御さんのお気持ちは、私にも十分わかります。

しかし、そのために「低学年から塾通いをさせ、パターン学習のつめこみで仮に東大に合格したとしても」そのお子さんは、幸せになれない可能性が高いとも思っています。

上記の本の中には、「就職先や年収よりも、大事なことを自分で決めてきたか」「自己決定してきたか」が人生の幸福度を左右する大きな要因である、ということが書かれています。
これは私にとっては目から鱗が落ちました。

私の周囲では、「将来科学者になりたい」「お医者さんになりたい」という小さいお子さんが大勢いらっしゃいます。その夢をぜひかなえてほしいと思います。

しかし、理系に進むには「数学」が出来なければ難しいのです。

多くの親御さんが危惧されている通り、今の日本の小学校の算数教育は、「算数が嫌い」「掛け算、わり算、分数の意味も分からない」「ただ、解き方を暗記しているだけ」のお子さんを量産しています。

小学校で「算数に苦手意識」を持ってしまうと、中学以降の「数学」ではさらに苦戦することになります。

「数直線ではなく、本質的な学び」ができるよう、工夫した教材を作ろう。
「6年間で習う計算問題をすべて網羅し、つまずいたときは、分かるところまで何度でも戻れる教材」でありたい。
「4年生までは『読みあげ式』を採用することで、お子さんが声を出して五感を使って学べる教材」でありたい。

「【家庭学習サポート教材】『計算問題の手引き』」は、そのような意図のもとに、作成いたしました。

お子さんは、声に出して読ませてみないと、本当にその内容を理解しているのかどうかが曖昧なことがあります。※『読みあげ式』を正面から採用し、お子さんがたどった計算のプロセスを追うことができる教材は日本初だと思います。(ほかの教材と同じように、パパママも安心の“質問対応”も行っています)

■実は、「じっくりゆっくり」「本質的な理解」をすることは、遠回りのようではありますが、忘れることがないので長い目でみれば一番お得なのです。

この教材と、「九九」「かけざん、わりざん」「三角視算表」をセットでお使いになると、さらに相乗効果が期待できると思います。

販売部数には限りがありますので、気になる方はお早めにご検討くださいますようお願い申し上げます。

(次回に続く)

《編集部からのお知らせ》
冊子「単位の知識」のプレゼントを実施しています。発行以来「身近にあるものを使って長さや体積を身に付けることができるので、親子でスッと腑に落ちました」とのお声も頂いています。親子で読んで、単位に関する知識と体験を身に付けましょう。

全12ページにわたる冊子の内容の一部を紹介しますと、
[1gとは] 1円硬貨1個の重さです。
[100メートルとは] 郊外に立っている電柱は、ほぼ50mの間隔で設置されているので、電柱3本で100mとなります。(ちなみに住宅地の電柱の間隔は30mです)
詳しくは、こちらからどうぞ。

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◇〔2〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~6年生)を販売中です。
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ご質問やご相談はメールにて24時間受け付けておりますので、お気軽にご利用ください。
※次号は9月1日(水曜日)に配信予定です。