どんぐり倶楽部オンライン通信 【2021年9月・増刊号】

2021/09/20 (Mon) 10:00
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考える力・絶対学力を育てる
=どんぐり倶楽部オンライン通信=
どんぐり教育研究会発行 (カニ先生)
2021/09/20
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秋風が心地よい季節となりました。夏の疲れが出ていらっしゃいませんか。

私は、今年から習慣にしている早朝のお散歩が身体にあっているようで元気です。コロナで心配な日々が続きますがくれぐれもご自愛ください。

◆公開したばかりの新教材『計算問題の手引き』について一部に誤植がありましたので、訂正させていただきました。心よりお詫び申し上げます。
(ただいま正誤表を教材に同封してお届けしていますのでご安心ください)

◆当会では最近、「いろいろな教育を実践している方のホームページを大量に見すぎて、結局何をすればわからなくなってしまいました」という内容の相談をいただくことが多くなってきました。(主に就学前から小学校低学年のお子さんをお持ちの親御さんです)

当会では、このようなご相談をいただく際には、「各ご家庭での実践や本部のホームページに書かれている内容(IQ〇〇を保証する、聞き流すだけで英語脳になるなど)を読む前に、脳科学や発達心理学の本を先に読まれるとよいと思います」とお答えしています。

いろいろな本がありますが、今一番おすすめしているのは、「脳医学の先生、頭がよくなる科学的な方法を教えてください」(日経BP)という本です。

この本は、前回のメルマガでも取り上げた瀧靖之先生(東北大学教授)に対し、4歳の娘の将来を心配する父親でもあるライターの郷和貴さんが、様々なことを質問するという形式で構成されています。

当事者が聞き手になっているので読みやすく、これ一冊で今子育て中の親御さんの知りたいことは、ほとんど網羅しているのではないかと思えるほど内容が濃いと感じました。

◆例えば、「わが子を東大にいれたい」と考える親御さんのために、瀧先生は「東大生の共通点」について、以下のようにまとめていらっしゃいます。

「並外れた熱中体験がある」「自然にふれるなど、親子でいろいろなことを体験している」
「親子仲が良好でコミュニケーションが多い」「勉強しなさいといわれたことがない」「本人も家族も規則正しい生活を送っている」

私も多くのお子さんたちを「観察」してきた経験からみると、この本に書かれているようにその時々好きなことに熱中し遊びが大好き、親との関係も比較的良好という低学年までの過ごし方をしてきたお子さんは、情緒も安定し、好奇心も旺盛で「自発的に勉強する」お子さんになっていると感じます。

脳は、後頭部から順番におでこにむけて発達していく、どの時期に何をすればどんな力がつくのかということが医学的にも詳しく説明されています。

子育ての参考になさってください。

◆「秋の特別企画!抽選で当たる「こども六法ネクスト 悩み相談クエストキャンペーン」を実施しています。併せて14周年キャンペーンも、引き続き継続中です。

◆下記の「新教材」を販売中です。

学校で「九九」を機械的に暗記して覚えると、翌年には「さっぱり忘れている」という親御さんからのお話をよく頂きます。是非二つの教材をご利用いただき、無理無駄のない「計算の練習」にお役立てください。

『九九れんしゅう帳』・『かけ算・わり算練習帳』・『三角視算表』セット(2年生から)

『いじわるスズメの計算練習帳』(4年生から6年生、中学受験生)

「わからん帳の作り方」ですが、低学年のお子さんは「わからん帳」用のクロッキー帳に間違えた問題のみを貼りつけます。その際、「ドリルが2冊あれば、簡単にできるのに…」というお声をいただいておりましたので、この度「2冊セット特価」版の販売を開始しました。ドリルの2冊目は半額にさせていただきました。

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【今日のもくじ】
◇〔1〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その126)
◇〔2〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~6年生)を販売中です。

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◇〔1〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その126)
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先日資料を整理している最中に「新われらの時代に 勉強ができたって幸せじゃない」という内容の記事を読み返す機会がありました。

「東大に入ること」で就職には有利になるものの、仕事でミスをすると「東大のくせにそんなこともできないのか」と必要以上に叱責されてしまう。上司から嫌がらせを受けることもある、等々。(もちろんケースバイケースで、皆がそうなるという訳ではありません)

ただ、「本当にやりたいことがある」「それは東大でなければできない」というケースもあると思います。上記の本にもありますが、親と子が常に、「子どもが何がやりたいのか」話し合い、それを「やりぬく力(GRIT・グリット)」をつけていくことが重要なのです。

(GRITは2016年にIQよりも人生での成功を決める指標であるとして、本が世界的なベストセラーになりました)

またもうずいぶん前から教育関係者の間では注目されていますが、アメリカの研究によれば、人生の幸福の80%は「EQ」によるものであるという考え方もあるようです。(女性セブン 2021年2月11日号より抜粋)

■EQは、(心の知能指数とも言われます)この分野の第一人者であるダニエル・ゴールマン先生によると次の5つに分類されています。

1.自己認識(自分の内面の状態、好み、資質、直感を知ること)
2.自己統制(自己の内面の状態、衝動、資質を管理すること)
3.モチベーション(目標達成をもたらしたり助けたりすること)
4.共感(他人の気持ち、欲求、関心を認識すること)
5.社会的技能(他人から望ましい反応を引き出すのに熟知していること)

難しく感じますが、ざっくりいうと例えば自分が「何かの原因」で心がもやもやしたときに、それが何なのか分析できる、自分は何が好きで何がやりたいのかが分かる。

他人が今どんな気持ちでいるのか、何をすれば喜んでくれるのかが分かる、といったことではないかと思います。

「感性」とまとめることもできますが、実はどんぐりの子育てと学習法は、「知性と感性を同時に育てる」よう工夫されています。

それは、「ヒトを人間に育てる」ためには、どちらも欠かすことができないからなのです。

(次回に続く)

編集後記 *************

現在の小学校で行われている算数教育は、「掛け算、わり算もできればいい」「できるけど、意味が分からないのですぐに忘れる」「解き方の手順だけを覚えて正解にたどりつくこと」に意識が向いているお子さんを量産しています。

当会の新教材「計算問題の手引き」は、
「数直線ではなく、本質的な学び」ができるよう、工夫した教材を作ろう。
「6年間で習う計算問題をすべて網羅し、つまずいたときは、分かるところまで何度でも戻れる教材」でありたい。
「4年生までは『読みあげ式』を採用することで、お子さんが声を出して五感を使って学べる教材」でありたい、そのような意図のもとに、作成いたしました。

■実は、「じっくりゆっくり」「本質的な理解」をすることは、遠回りのようではありますが、忘れることがないので長い目でみれば一番お得なのです。

この教材と、「九九」「かけざん、わりざん」「三角視算表」をセットでお使いになると、さらに相乗効果が期待できると思います。

販売部数には限りがありますので、気になる方はお早めにご検討くださいますようお願い申し上げます。

《編集部からのお知らせ》
冊子「単位の知識」のプレゼントを実施しています。発行以来「身近にあるものを使って長さや体積を身に付けることができるので、親子でスッと腑に落ちました」とのお声も頂いています。親子で読んで、単位に関する知識と体験を身に付けましょう。

全12ページにわたる冊子の内容の一部を紹介しますと、
[1mとは] 新聞紙を広げてください。その広げた新聞紙の対角線の長さが1mです。
[1平方kmとは] 東京ディズニーランド(テーマパークエリア)の2個分に相当します。あるいは、大阪城の敷地全部とほぼ同じです。
詳しくは、こちらからどうぞ。

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◇〔2〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~6年生)を販売中です。
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※次号は10月3日(日曜日)に配信予定です。