どんぐり倶楽部オンライン通信 【2021年11月号】

2021/11/01 (Mon) 10:00
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考える力・絶対学力を育てる
=どんぐり倶楽部オンライン通信=
どんぐり教育研究会発行 (カニ先生)
2021/11/01
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◆いつもメルマガ会員の皆さまには、当会の活動に対し、あたたかい励ましの言葉をいただき誠にありがとうございます。

初冬の足音が近づく頃、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。私はついこの間まで、裸足にサンダルで外出していました。家の中でも裸足でいたせいか、身体の調子が例年よりも良いようです。(はだし健康法というのを実践してみました)

温度差の激しい時期なので、くれぐれもご自愛ください。

◆最近「超一流の話し方 見るだけノート」(野口敏・宝島社)という本を読み返す機会がありました。

私が興味深く思ったのは、「なぜやるのか その理由を先に伝えると人に伝わりやすい」という「ゴールデンサークル理論」です。

例えばスティーブ・ジョブスは、「技術で世界を変えるため」(理由)「パソコンには美しさと使いやすさが必要だと考えました」「そうして、できあがったのがMacです」という話し方でユーザーの熱狂的な支持を得ました。これは私にとっては目からウロコでした。

◆この本では、「相手の話を聞くときには、相手の言葉を映像としてイメージする、イメージ傾聴が重要」(イメージを共有すると、相手の感情によりそえる)という内容のことが強調されています。

聞くだけではなく、「話すときには、聞き手に映像を思い浮かばせるのができるのが上手な話し方」でもあるそうです。

何やら難しく感じますが、自分自身のことをふりかえってみると、相手と話をするときには「言葉を映像化しながら」意思疎通をはかっているのではないかと感じます。

どんぐり倶楽部では、「言葉から視覚イメージを再現できることが、わかるということであり」「幼児・児童期からイメージを子どもに意識させること」を重要視しています。

特に低学年のどんぐり問題は、言葉をイメージし、それを絵にすること自体が大事な勉強であるという考え方のもとに作成されています。

どんぐり問題に低学年から取り組まれたお子さんは、「人に説明するときに、抜群の能力を発揮する」など、勉強以外でもよい効果が表れているというご報告もいただきます。

これからの時代、「コミュニケーション能力」は、経済産業省が提唱している社会人基礎能力のトップとして重視されています。コミュニケーション能力の根底には、「言葉をイメージして映像化する力が必要である」ということを親御さんが意識しておくと、お子さんの将来の役に立つのではないかと思います。

興味のある方は、本屋さんで内容を確認なさってみてください。

◆冬の特別企画!抽選で当たる「ひまわりパーク・2022カレンダープレゼントキャンペーン」を実施しています。併せて15周年キャンペーンも、引き続き継続中です。

◆下記の「新教材」を販売中です。

学校で「九九」を機械的に暗記して覚えると、翌年には「さっぱり忘れている」という親御さんからのお話をよく頂きます。是非二つの教材をご利用いただき、無理無駄のない「計算の練習」にお役立てください。

『九九れんしゅう帳』・『かけ算・わり算練習帳』・『三角視算表』セット(2年生から)

『いじわるスズメの計算練習帳』(4年生から6年生、中学受験生)

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【今日のもくじ】
◇〔1〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その129)
◇〔2〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~6年生)を販売中です。

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◇〔1〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その129)
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■先日、ある親御さんとお電話でお話をする機会がありました。

「うちの子は小学1年生ですが、周囲のママ友が、3年生になったらどの塾に入れて中学受験をさせるかという話ばかりしています」
「どんぐりに興味はあるのですが、中学受験のことを考えるとあせってしまいます」

実は、このようなご相談をいただくことは珍しくありません。

当会では、このようなご相談を頂くときは、「中学受験で成功する子が10歳までに身につけていること」(村上綾一・KADOKAWA)という本をご紹介させていただいております。

■この本の中で、理数系に強い中学受験塾の代表である村上先生が、どんぐり問題を、次のようにおすすめされています。

1.低学年の子どもにも、文章題を興味深く学べるよう考案されています。
2.絵を描いて読み解いていくので、わかりやすい。
3.文章題を解きながら、読解力も養成されていきます。

また、「中学受験の勉強をスタートするまえに、やっておいたほうがよいこと」として、次のようなことが書かれています。

1.低学年のうちに、動物や植物にふれる機会をなるべく多く作ってあげてください。
2.それらに触れたときは絵を描かせてください。絵を描くために、観察するようになります。
3.観察して絵を描くことは、注意力、集中力、識別能力を育てます。
4.生物や植物の絵を描いているうちに、立体図形を描くことも上手になります。
5.観察は発見・感動をもたらし、さらには記憶力もあがります。

■たとえば、どんぐり問題に次のような問題があります。

「今日はヒカルぴょんの誕生日です。カラスさんからは高級クモを5匹、モグラさんからは柔らかミミズを8匹貰いました。クモはミミズの4倍の値段がします。クモ1匹の値段が80円なら、皆で何円分のプレゼントを貰ったことになりますか。」(2MX28答 560円)

実はこの問題に登場する「カラスさん」は、人間にとって身近な生き物です。時期にもよりますが、最近は食べ物を求めて山から下りてきて、街中を歩いていることもあります。

「クモさん」も、ふと気が付くと家の中にいたりします。この問題を一度目にしておくと、次にお子さんが「カラス」や「クモ」を発見したときに、「観察しよう」という興味や、好奇心が出てきます。

最近親御さんからのご質問で多いのが、「親からどんぐり問題を読んでもらっても」「絵を描かず、言葉でメモをとろうとする」お子さんです。

「頭の中に映像を思い浮かべる」「それを絵に描く」ということが、全くできないお子さんが増えているように感じます。(これにはいろいろな原因があると思いますが、ここでは省略させていただきます)

このような場合は、「親御さんが絵を描きながら、どんぐり問題を楽しそうに解いている様子をお手本として見せ続ける」ことが大切です。

また、「子育ては絵メモで伝えればうまくいく」(井上きみどり・中経出版)という本を参考に、「絵を生活のこまごましたことの伝達手段とて取り入れるのも、過去に効果があった方法です。

また親子でお散歩をする時などには、スケッチブックを持参して、「身近なものを観察して」「絵を描くことが楽しい」と思うところからスタートするのが良いと思います。

脳科学者の瀧靖之先生(東北大学教授)は、
「脳細胞は、体を動かすことで増えることが分かっています。近年は家でゲームばかりしている子が増えていますが、一生で一番脳が発達する時期にゲームに時間を費やすのは、もったいないことです」「世の中にはゲームよりも面白いことがたくさんあるという実感を、子どもにもたせてあげるしかありません」(PHPのびのび子育て 2020年12月号)と、現代の子育てに警鐘を鳴らされています。

(次回に続く)

《編集部からのお知らせ》
前回のメルマガを読まれた方から、「絵本の読み聞かせはゼロ歳からスタートしていいと知り、一番下の赤ちゃんに読み聞かせをスタートしました」などの感想をいただきました。
「自然体験と絵本の読み聞かせ」は、学力のもとである「原型イメージ」(理解力の基礎となる体験的に入力された言葉とイメージ)と、知的好奇心を育てます。

これが、中学高校と「後のびするお子さん」の基礎となります。

就学前のお子さんの「絵本の読み聞かせ」に関する資料などは、当会の教材のご購入者様に限り、郵送で送らせていただきます。その資料を使って、お住いの地域で勉強会などを開くこともできます。ぜひ、周囲のママ友にも、「人間の脳の成長の仕組みにそった子育てと教育の具体的な方法をご紹介してください。(価値観があわない場合は、無理強いはできませんが、興味を持たれる方はいらっしゃると思います)

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◇〔2〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~6年生)を販売中です。
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※次号は12月1日(水曜日)に配信予定です。