どんぐり倶楽部オンライン通信 【2022年3月号】

2022/03/01 (Tue) 10:00
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考える力・絶対学力を育てる
=どんぐり倶楽部オンライン通信=
どんぐり教育研究会発行 (カニ先生)
2022/03/01
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福岡では、日中の温度が15度近くなるなど、ようやく春に近づいてきました。
それでもまだまだ朝晩は寒く、毎日何を着ればいいのかと悩みます。温度差の激しい時期なので、皆さまもくれぐれもご自愛ください。

昨年末より、LINEに続き、インスタグラムも始めました。(どんぐりに関する分かりやすいQ&Aが好評です。ぜひ当会のホームページをチェックなさってみてください)

◆先日実の母親と電話で話していたところ、「母親は映画好きなのに、生まれて一度も一人で映画館に行ったことがないのは、絶望的な方向音痴だから」ということが分かりました。

実は私もかなりの方向音痴、映画ぐらいは一人でいけますが、知らない土地に行った時は、道に迷ってばかりでかなり苦労をしていました。

しかし、どんぐり問題を何度も解き、立体などの絵図を描いているうちに、不思議なことに、方向音痴が改善されてきました。今はどこでも一人で行けます。

◆また、どんぐり問題を解いていると、「比」の感覚が鋭くなってきました。例えば「鮭のムニエル」を4枚ほど焼いているときに、「他の鮭の大きさや厚みを、基準となる鮭と比較して」「これは1.5倍ぐらい多く時間をかけて焼くとよい」といったことが、感覚的に分かるようになってきました。

豆腐をサイコロ状にきるときは「半分の半分」という感覚使えば、きれいに立方体が作れます。「比の感覚」と、どんぐりで鋭くなった「観察力」で、初めての料理でもほぼ失敗なく作れるようになりました。

◆人間は毎日食べて栄養をとらないと、生きていくことができません。自分で料理を作れると、味付けも好みにあわせることができるし、外食よりもずいぶんお金を節約することができます。

私はどんぐりのおかげで、「方向音痴」と「料理音痴」がなおりました。

また、「頭の中に絵をイメージしながら話す」と、どんな話題でも話が通じやすいので、人とのコミュニケーションが楽になってきました。

このように、どんぐり問題は、「大人が取り組んでも」効果があるのではないかと感じています。

お子さんの場合、大人はどうしても「学校の成績」や「受験」に効果があるかを気にしてしまいますが、私のように、「実生活に役に立つ」場合もあるのではないかと思います。

受験は20歳ぐらいで終わりますが、実生活は一生続きます。

このような視点も頭の片隅においておかれると、どんぐりの取り組みが力まず、楽しく取り組めるようになるのではないかと思います。

■「アート思考」「アートセラピー」(これは本当に奥が深いです)など、お知らせしたいことは多いのですが、月に2回のメルマガでは限りがあります。また興味のある方とそうでない方もいらっしゃると思いますので、今後はこのような情報はLINEの中で発信していく予定です。

当会のLINE公式アカウントに登録されると、問い合わせも楽になると思います。
(当会のホームページ冒頭のQRコードからも簡単に登録ができます)

◆下記の「新教材」を販売中です。

学校で「九九」を機械的に暗記して覚えると、翌年には「さっぱり忘れている」という親御さんからのお話をよく頂きます。ぜひ二つの教材をご利用いただき、無理無駄のない計算の練習にお役立てください。

『九九れんしゅう帳』・『かけ算・わり算練習帳』・『三角視算表』セット(2年生から)

『いじわるスズメの計算練習帳』(4年生から6年生、中学受験生)

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【今日のもくじ】
◇〔1〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その136)
◇〔2〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~6年生)を販売中です。

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◇〔1〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その136)
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■先日、ある親御さんからメールで次のようなご質問をいただきました。

「どんぐりでは、絵を動かすという言葉が頻繁に登場します」
「しかし、絵を動かすとは、具体的にはどういうことでしょうか」

実は、このようなご質問をいただくことは、決して珍しいことではありません。
高学年になると、方程式に近い問題などいろいろな問題がありますが、「絵を動かす」というのが一番分かりやすいのは、当会では次の問題ではないかと考えています。

「どんぐりが 3こ いっしょに そらを とんでいます。すると、やまのなかから 12こが やってきました。では、どんぐりぜんぶを 3つのグループ(グルウプ)に わけると 1つのグループ(ぐるうぷ)は なんこになりますか。」(0MX80 答 5こ)

■この問題は、年長さんが解くには大変難しいかもしれません。15このどんぐりを、「3つのグループ」に、1個ずつ「分けて」描いていかないと、答えが「見えて」こないからです。

そして、このように、「15個のどんぐりを3つのグループに分けていく」こと自体が、「子どもの意思で手を動かして、簡単ではあるが絵を動かしている」ということなのです。(少なくとも15個のどんぐりを、1個ずつ移動させているわけですから)

しかし、なにも準備をしていないお子さんが、いきなりこの問題で「絵を動かして考える」ことができるかというと、そう簡単ではないのです。

日常生活の中で、「9個のミニトマトを、家族3人で同じ数ずつ分けるにはどうしたらいいと思う?」と子どもに考えさせたり、夕食の配膳などいろいろな機会に「同じ数ずつ分ける」ことを体験させておくことが大事なのです。

■「教えてはいけない」というのは、あくまでも「どんぐり問題の取り組みにおいて」であり、日常生活の中では親御さんはお子さんに様々な言葉や概念を「教える」ことが大切です。

一昔前、生活自体がここまで便利ではなく、子どもが生活の中で重要な戦力であった時代には、実生活の中で子どもは自然に算数の基礎につながる言葉や概念を覚えることができました。しかし今はそうではありません。クレジットカードやスマホ決済が当たり前の日常では、「おつり」といった言葉に??となる子どもが増えているのです。

しかし、生活は便利になっても、核家族化によりすべきことが多い現代の親御さんにとっては、日常生活の中で子どもにいろいろなことを教えるのは、よほど意識しないと難しいのではないかと思います。

例えば、「これどういう意味?」と聞かれても、「言葉の意味を子どもに分かりやすいように教える」こと自体、忙しい現代の親御さんにとっては「疲れる」ものではないでしょうか。

当会では、「賢い子を育てることばのえじてん」(瀧 靖之 東北大学教授・宝島社)という本をおすすめしております。

この本は、幅広いテーマにわたる約1300語の言葉につき、意味と例文、イメージしやすい絵が掲載されています。どんぐりの年長さん問題に登場する「かみさま」についての説明、例文も掲載されています。

情緒を安定してゆっくり丁寧に学び、思考力の土台をつくり、「小学校まではシュタイナー」「12歳からはスパルタ式」で、どんな時代になっても生きていける「たくましい子」を育てる。それがどんぐり方式の子育てと教育です。(どんぐり問題はその中核となるものです)

サンプル問題はこちらからどうぞ

(次回に続く)

《編集部からのお知らせ》
メルマガを読まれた方から、「絵本の読み聞かせはゼロ歳からスタートしていいと知り、一番下の赤ちゃんに読み聞かせをスタートしました」などの感想をいただきました。
「自然体験と絵本の読み聞かせ」は、学力のもとである「原型イメージ」(理解力の基礎となる体験的に入力された言葉とイメージ)と、知的好奇心を育てます。

これが、中学・高校と「後のびするお子さん」の基礎となります。

就学前のお子さんの「絵本の読み聞かせ」に関する資料などは、当会の教材のご購入者様に限り、郵送で送らせていただきます。その資料を使って、お住いの地域で勉強会などを開くこともできます。ぜひ、周囲のママ友にも、「人間の脳の成長の仕組みにそった子育てと教育」の具体的な方法をご紹介してください。(価値観があわない場合は、無理強いはできませんが、興味を持たれる方はいらっしゃると思います)

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◇〔2〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~6年生)を販売中です。
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ご質問やご相談はメールにて24時間受け付けておりますので、お気軽にご利用ください。
※次号は4月3日(日曜日)に配信予定です。